先日熊本県山鹿市に一泊した旅の記録
お宿の女将さん(素敵な方だった)によると、
前夜の雨で桜が少し散ってしまったとのことですが
街並みの至る所に桜並木や淡い花びらの絨毯があり
春を感じさせてくれました
山鹿市には電車が通っていないので、移動は
車かバスなど公共交通機関を使うことになります
現代から古墳時代や明治時代に行き来するような
不思議な感覚を、一緒に楽しみましょう⊹

熊本県立装飾古墳館
こちらは日本で唯一の装飾古墳専門館

装飾古墳の実物大レプリカや出土品が並びます
1500年前の人々が、どんな思いで古墳を作ったのか
装飾の一つひとつにどんな意味があったのか
思いを馳せる時間でした
期間限定公開されていた
横山古墳(移築復元)内部を見学
横山古墳はもともと別の場所にあったのですが
九州自動車道の建設のため移動することに
使われている石材全てに番号を振り
丁寧に忠実に復元されたそうです
案内してくださった方もまた魅力的で
少しお話するだけで歴史が好きなのが伝わる
素敵な学芸員さんでした
古墳内部は気温差で結露が生じやすく、
暑すぎず寒すぎない今のシーズンが
古墳内部の見学に適しているとのこと
緑豊かな広い土地に連なる古墳と
かっこいい建築物(古墳館)が共存する空間
ぜひ足を運んでみてください

八千代座
明治43年に造られた芝居小屋
明治〜大正〜昭和と時代をくぐり抜けた娯楽の舞台
一度は老朽化で客席が泥まみれになったところから、
大改修を経て当時の華やかさを取り戻しました
木造の柱、床、天井の青と色鮮やかな広告画
「和」を感じるレトロな空間の中心には
目を引く大きな「洋」のシャンデリア

造られてから100年以上経った今見ても
こんなに圧倒される空間だから、
きっと当時の人たちはもっとドキドキわくわくが
止まらなかったのでは…
当時の娯楽はどのくらい身近だったのでしょうか
特別な非日常だったのでしょうか
客席が賑わう様子を思い浮かべながら
2階上手桟敷席に座り全体を眺めます
↑ここが八千代座の特等席だそうです⊹
復興の際に、使える木材やガラス電球は
全て再利用し改修したそうなので
昔の技術ってすごいなぁと感心するばかり
現在も演劇や歌舞伎を行なっている日があり
ここで本物を見てしまったら
臨場感がとんでもないだろうなと(褒めてる)
それこそ明治時代までタイムスリップ出来ちゃうかも
また来る時は、公演のある日に来たいです

「千代に八千代に」と
末永く存続する願いが込められたシンボルマーク
名前通り永く山鹿に在り続けています

「舞台」に「花道」、
「楽屋」から地下の「廻り舞台」まで、
八千代座の隅々まで見ることができます
山鹿市に来たら、ここは必見!
山鹿灯籠民芸館
国の伝統的工芸品 山鹿灯籠
「灯籠師」と呼ばれる職人さんによって
精細に作られた作品たちの数々
和紙と糊だけで作られているのが特徴です
金具も木も使ってないなんて、
何度見ても信じがたい…!

山鹿市を象徴するように金灯籠(かなとうろう)が
入口扉の両脇に飾られています
実際の入口も建物自体も素敵でした…!
毎年8月15・16日に行われる「山鹿灯籠まつり」は
金灯籠を頭にかかげて1000人の女性が踊ります
灯りに照らされて透ける灯籠は陰影によって
その繊細さが引き立ち、もっと綺麗だろうなぁ
山鹿温泉 清流荘
今夜のお宿は【清流荘】
古風な温泉宿で、女将さんをはじめとする
従業員の方々のホスピタリティが凄かった
最近の簡素化されたセルフチェックインシステムや
素泊まりビジネスホテルに慣れているから、
こんなにおもてなしの心を感じる場所が現代にも
あるんだ…!と驚きました
山鹿の食材を使ったお食事も美味しすぎるし、
貸し出しタオルが準備された雰囲気のいい足湯に、
少し温度が低めの長く浸かることが出来る温泉
どこをとっても満足度の高いお宿です
あったかいお布団で心地よく眠れました
Wi-Fiはないけど
デジタルデトックスということで


清流荘から徒歩4分の場所にある光専寺
奥に見える桜とこの門構え(桜門)、かっこいい



大宮神社
山鹿灯籠まつりのスタート地点でもある大宮神社
とっても気がいい!
(スピリチュアル的なのは全然わからないですが)
朝の空気が凛と澄んでいました

古木屋reotale
大宮神社の向かいにあるガレージ奥のパン屋さん
不動岩に行く前に、栗あんぱんや
あんバタークロワッサンなどを購入
どれも美味しかったなぁ…
不動岩/切通

国歌 君が代の「さざれ石の巌(いわお)」
それが、こちらの不動岩
中不動と後不動の上から眺める景色は壮大でした
道中はロッククライミング並みの岩があり大変でした
登る際はスニーカー&動きやすい服がいいです
手を付かないと進みにくい場所もいくつかあったので
ウェットティッシュも必携
後不動の岩の上でカレーパンを食べたのですが、
カラスに狙われていたような気もするので
くれぐれもご注意ください
( とっても美味しかった )

岩隈山の切通しは、
山や丘を削って人馬の交通のために造られた古い道路
長さ約200m 高さ最大30mほどの垂直な壁
ひんやりとした空気と、切通しの深さを
感じながら見上げて歩きます

鞠智城/栗と空
鞠智城跡と隣にあるカフェ【栗と空】
山鹿市は栗が西日本一の生産量を誇るそうで
名産の栗をふんだんに使ったスイーツがたくさんあり
どれも濃厚な栗そのものの甘みを感じられて美味しい
♢モチーフにした不動のモンブラン
♢山鹿産いちごを使った不動のモンブラン(いちご)
♢山鹿の緑茶(アイス)
♢山鹿のほうじ茶(ホット)をいただきました
木の温もりを感じられる店内、おしゃれです

写真右下はお土産として買って帰ったスイーツたち
左から山鹿和栗カステラ(カット) ¥260
山鹿和栗ガレット ¥320 ←個人的おすすめ⊹
栗コロ(栗フィナンシェ) ¥220



さくら湯

不動岩に登った疲れを癒すべく、山鹿の共同温泉に
風情のある外観に醸し出される歴史の長さ
大浴場にはレトロなポスターがあり
それを眺めながら浸かる柔らかい温泉は
旅の疲れを癒してくれました
お風呂上がりの
コーヒー牛乳[らくのうマザーズ]
SAKURAYU最中アイス(栗)
贅沢なひととき…(´・ω・`)⊹
地域の方にも観光客にも愛される温泉、最高でした
手打ちそば たか木

旅の終わりにGoogleマップで見つけた
手打ちそばのお店 たか木へ
旬の素材である筍とふきが絶品!
おそばも優しいお出汁で美味しかったです
入り口からお席まで奥行きがあり、
隠れ家のような気分を味わえる店内
上品な空間の中いただくお蕎麦は
特別な時間になりました
(また行きたい…)

以上、山鹿市の旅行記録でした
ここまで読んでくださってありがとうございました
昔からあるものを大切に守り続ける、素敵な場所です
お近くに立ち寄る機会がありましたら、
ぜひ行ってみてください

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