夏の熊本旅行|人吉・球磨|球磨川 梅花の渡しで涼やかな遊覧体験

Travel

まだまだ暑さの厳しい8月下旬

今回は熊本県人吉市へ

九州は台風が接近しており
天候が変わりやすい中での旅となりましたが、
夏のアクティビティとして球磨川遊覧船を初体験

人吉・球磨の自然やグルメを楽しみながら、
夏ならではの風景を満喫してきました

今日のトピックスはこちら

それでは一緒に
人吉・球磨の旅へ行きましょう!

道の駅人吉

売り場を眺めるだけで、
その土地の郷土品や特産品が知れる場所
道の駅

道の駅人吉 / 人吉クラフトパーク石野公園
伝統文化工芸館、鍛治館、キャンプ場、公園など
様々な施設が集まる場所

駐車場から階段を上がって
一番最初に目に入る建物は物産館

きじ馬・人吉球磨刃物・焼酎
ゆず七味・栗まんじゅう
など
人吉ならではのものがずらりと並びます

右下:きじ馬

球磨の代表的工芸品、きじ馬

キジをモチーフにした木製の郷土玩具で、
車輪をつけて引いて遊ぶ素朴な造りと
鮮やかな色彩が特徴です

焼酎館の前に大小並んでいて可愛かった

ぱっと目を引く紅色、椿の花、
黄色・緑・白の配色がどことなく懐かしい

なんと800年以上の歴史があるそうです

敷地内をぐるりと歩きつつ、
一際目を引く 高さ25mの展望台へ

道の駅人吉の展望台

中の螺旋階段を登ると
道の駅の敷地内はもちろん、
人吉・球磨の景色を一望できます

高さがあるので日傘を畳むくらい風が強かった

以前 阿蘇神社を訪れたときにも感じたけれど、
熊本の街並みは 永く受け継がれてきた伝統を
これからも守り続けていこうとする
地元の方々の意志が感じられます

【公式サイト】道の駅人吉/人吉クラフトパーク石野公園

手打ちの達善

人吉・球磨地域は、
良質な名水と盆地特有の寒暖差に恵まれた
蕎麦の名店が多いエリア

道の駅人吉から車で10分の場所にある
お蕎麦屋 手打ちの達善 を訪れました

手打ちの達善外観
手打ちの達善

完全手打ちのお蕎麦は
注文を受けてから切り出すため、
少し時間がかかることを
お店の方から説明していただきました

待っている間は店内を眺めたり、メニュー表を見たり

素材へのこだわりを知るほどに期待が高まり、
待ち時間もあっという間

そして、お店に到着してからおよそ30分後
ついに かしわねぎ蕎麦とご対面!

かしわねぎ蕎麦

外は暑かったけれど、
それを忘れてしまうくらい お蕎麦がおいしい

温かい かしわそばのお出汁がとても優しくて
ついつい箸もお出汁をすくう手も止まりません…!

暑い日に温かいお蕎麦はどうかな…と
少し迷ったけれど、これは選んで大正解

パートナーは「 十割の乱 」を注文

つなぎ( 小麦粉 )を使わない
鹿児島産と信州産の十割蕎麦を一度に
食べ比べられる 名物メニューのざる蕎麦セット

ご主人自ら厨房から出てきて
「 十割の乱 」を配膳してくださいました

素材すべてにこだわりがあり、全国から厳選した
伊豆天城産の生わさび、沖縄産の塩、辛み大根など、
蕎麦と一緒に楽しめる薬味も添えられています

十割の乱

最初のひと口は 蕎麦の風味を引き立てるために
塩だけで食べるのがおすすめとのこと

素材だけでなく
その味わい方まで丁寧に伝えてくださるところにも
並々ならぬこだわりを感じました

わさびを一口もらって食べてみたら、
つーんとした辛さはなく、
すっと鼻から抜ける風味が品のある印象で
今まで食べたことのないわさびでした

お昼のみの営業で、お蕎麦が売り切れ次第終了

私が訪れた日も閉店間際まで
お客さんが途切れない人気店でした

14時までの入店がおすすめですが
売り切れの可能性もあるため、
できるだけ早めの時間帯が安心です

こだわりの逸品、食べられて嬉しかった…!

手打ちの達善 | 熊本県人吉市
極上の蕎麦と一級品の薬味。2018年にミシュランに掲載され人気を集める人吉市⋯

パンとお菓子の工房 ナチュラル

道中に見つけた可愛いお店
パンとお菓子の工房 ナチュラル ( 創業80年! )

ドアを開けると
スイーツとパンのいい匂いに包まれます

ショーケース内にケーキが並び、
明るい店内も相まって きらっきら… ⊹

ショーケースの向かいにはパンがよりどりみどりで
どれも本当に美味しそうでした

吹き抜けが開放感溢れる店内

熊本県は茨城県に次いで
栗の生産量 全国第2位を誇る、
日本屈指の栗の名産地

こちらのお店でも熊本県産の栗を使っていて
食べないわけにはいきません

ドリンクとセットで
マロンケーキ( 詳細失念 )と
熊本県産和栗のクランブルタルト、
おちちプリンを注文

店内奥には広いイートインスペースがあり、
緑と木目の温かな空間が落ち着く

この店のパティシエさんは天才だ、と
唸るほどにどちらも美味しくて感動した
( 語彙力を失った )

パンはテイクアウトするべきだったと
この記事を書きながらまだ後悔しています

人吉に行く機会があれば再訪したい
素敵なお店です

パンとお菓子の工房ナチュラル|熊本・人吉
天然酵母ルヴァン種を使ったパンや季節のフルーツを使ったケーキや焼菓子など取り⋯

HASSENBA|球磨川 遊覧船

最上川・富士川と並ぶ
日本三大急流のひとつでもある球磨川

球磨川下りは100年以上の歴史がある、
熊本を代表する川下りです

私の今年の夏のテーマは、
「 あたらしい世界を知る・体験する 」こと

そんな気持ちもあって、
当初は予定していなかった球磨川下りも
やってみようかなと思いました

せっかく人吉に来たのだから、
ここでしか体験できないことをしてみよう

HASSENBA 外観
熱中症対策のため テラス席は閉鎖

予約の電話をかけてみると
この日は渇水のため川下りは行っておらず、
「 球磨川遊覧船 梅花の渡し 」のみ
運航しているとのこと

そのまま13:00の枠を大人2名で予約し、
HASSENBAに着いたら受付を済ませます

乗船料は大人1名2,500円( 保険料を含む )

12:50 受付の前に集合し、
モンベルの救命胴衣( 貸出品 )を着用後
スタッフさんから緊急時の説明を受けて
いよいよ船へ

私たちの回は船頭さん1名+乗客7名

慣れない木舟に少しぐらつきながら無事着席すると
ゆっくり船が動き出し 気づけば川の真ん中へ

左:奥に見える赤い橋が「 天狗橋 」

ゆったりと川を眺め、
透明な水面からは川底が揺れて見える

これなら渇水時に座礁する可能性もあると
実際に見て納得しました

手を入れると水温はほんのり冷たく
ずっと触れていたくなる

たまに謎の草を指で釣り上げる( 笑 )

川に向かって静かに立っている野鳥
凛とした佇まいがかっこいい

赤い橋に向かって ゆっくりと船が進んでいく

この場所は川の流れと反対方向に進むため
船を漕ぐのに体力が必要なのだとか

赤い橋は「 天狗橋

歩行者と自転車専用の橋で
2020年の豪雨災害によって被災し通行止めに
なっていましたが、2025年11月に復旧したそうです

船頭さんから球磨川周辺の被害や、
現在も復旧が続いている場所についての
お話も伺いました

実際にその土地で生活する方から聞くお話は、
観光で訪れただけでは知ることのできない
貴重なもの
だなと感じました

人吉城址の石垣が見える

終盤 日差しが強くなってきたので
日除けを出してくださり、
これが思った以上に涼しくて驚きです

ただ、一番体力を消耗している船頭さんが
日除けに入れないのが申し訳ない気持ち…!

梅花の渡しも球磨川下りも
船を動かしているのは人の力

( ろ )と呼ばれる木製の道具に開いた小さな穴を
船にある突起部分に合わせ、
てこの原理を利用して船を進めていきます

船頭さんは一見 簡単そうに動かしていますが、
これを自在に操るのは絶対難しい…!

てこの原理で漕ぐ 法被が似合うなぁ

船を漕ぐリズムに重なる水飛沫の音、耳心地いい

ほとんど揺れることなく 浮かんで ゆっくり流れる

最後は船頭さんが船をぐるっと旋回させ
川岸にあるコンクリートの階段へぴたりと寄せます

あまりにもスマート過ぎる一連の動きに、
その場にいた全員が拍手していました

船頭さんのにこやかな笑顔も素敵で
間近で見る熟練の技、かっこよかったです!

船上は涼しく、うちわ要らずでした

救命胴衣をお返しして梅花の渡しは終了

五感で涼を味わう 約30分間の遊覧
川の良さを知った初めての体験で楽しかったです

受付横のお土産売り場で
お買い物して幸せな気持ちで人吉を後にしました

HASSENBA-HITOYOSHI/KUMAGAWA
『HASSENBAHITOYOSHIKUMAGAWA』は、100年以上の歴史⋯

おわりに

2026年7月には熊本県内で地震もありました

被害のあった地域も、そうでない地域も

訪れて、美味しい地のものを食べて、
そこに泊まって、お土産を持ち帰って。

旅を楽しむことが 熊本を応援することの
ひとつにもなればいいなと思っています

人吉・球磨エリア 素敵な場所でした

この記事を通して、
その魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです

  ⊹  ⊹  ⊹

以前訪れた熊本県の旅行記録はこちら

▻ 山鹿市

春の九州旅行 古代と近代が共存する熊本県山鹿市|1泊2日
先日熊本県山鹿市に一泊した旅の記録お宿の女将さん(素敵な方だった)によると、⋯

▻ 阿蘇郡

春の九州旅行 熊本編 南小国町〜黒川温泉〜阿蘇神社
春の陽射し お出かけ日和の青空ミルクロードを走ると遠くに牛がぽつりぽつり大観⋯

今度は人吉で鮎釣りや川下りも体験してみたい

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